きみは誰かの笑顔のために、僕はきみの笑顔のために
最終更新:2023/1/12
作品紹介
仕事を終えて帰ってくると、そこにいたのは、この神聖アステーリオの国民であれば誰でも知っている、クレア・フェルティローザ第一王女殿下。 その王女様が言うことには、突如現れたという魔王なる存在に城が占領され、国、ひいては大陸が支配されるという。 そんな案件、つい先日学院を卒業したばかりの僕のところへ持ってこられても困るんですけど? 協会とか、学院とか、そっちのほうが余程役に立つはずだけれど。 しかし、美少女のお姫様に頼られて、断ることのできる男がいるだろうか。 「それでは、これからお願いしますね、ルシオン」 ともかく、この笑顔を曇らせるわけにはゆかないと、その魔王、そして魔族の打倒を目指し、冒険に出かけることになったのだけれど……。
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