I am a cook.~後宮料理人の私は、第1王子を決める花嫁パーティーの終焉で、その当事者王子から逆プロポーズされてしまった。どうしよう?!~
最終更新:2022/6/9
作品紹介
「私が花嫁······!?」 貧乏村に生まれ、両親の死後は一人寂しく暮らしていた。ある日、プローリアは、後宮の料理人として面接に受かる。孤児(みなしご)でしかなかったプローリアは、こうして華やかな後宮で料理人として生きることになった。 「兄上。まさかとは存じますが、このような身分の低い者などを!」 その日(一身上の都合により)、第1王子に逆プロポーズされてしまったプローリアは、一転 当事者に。花嫁確定……と思いきや、それをこころよく思わない周囲の者から、失脚に向けての策略が水面下で進む。しかし、それでもめげないプローリアの快進撃が開始する。 貧乏暮らしでつちかった、生活の知恵をやりくりして、困難や事件を乗り越え、結果、王国や後宮から一目置かれる存在に。 一方で、次期国王をめぐる王国の陰謀に巻き込まれ、そこでもめきめきと、頭角を現し仲間からも認められていく。 そのようなあわただしい日々を送るうちに、わずかではあるもののプローリアの名は、王国内に知れ渡り、王子までもが彼女を頼るようになって······。 ―世界は彼女を中心にいつしか、暗黒の時代へとなっていく。 これは料理コンテストによって世界を旅する、平凡でしかなかった女性が、さまざまな人の助けを借りながら、幸せになっていくシンデレラストーリー。
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