スリープ・クロス・キャンパスライフ ー夢で得た能力を現実でも使えた場合ー
最終更新:2023/5/5
作品紹介
平凡な高校生活を送ってきた狩真誠は無事に進学して大学生となった。スポーツや芸術に縁が無かった狩真は様々なサークルに勧誘を受けるも、入る勇気は無かった。 そんな時、突然怪しい男から『オカルト探求部』への入部を薦められ、興味を持った狩真はそのまま入部することに。 入部記念にとネックレスを渡されたが、それは一度つけると外せない呪われた物だった。仕方が無くそれを着けたまま眠ると、広大な草原が目の前に広がった。 今まで見た夢とは異なるタイプの夢に戸惑いつつもゲーム感覚で夢を堪能する狩真だったが、夢の中で寝ると、今度は現実で目を覚ました。 なかなか無い経験だったと思った狩真だったが、ふと指先を見てみると、夢の中で切った傷と同じ位置に切り傷があった。 翌日。また夢を見た。そしてその夢は前日見た夢の続きだった。 またしてもゲームの様な世界。その日は鎧や剣を購入し、一日を終えた。 そして朝。目覚めるといつもの白い天井。だが、服は寝間着などではなく鎧、腰には剣がぶら下がっていた。 現実と夢の世界を行き来し、夢の中で得た能力は目を覚ましても使用できる謎の力を得た青年の大波乱な大学生活と冒険者生活が始まったのだった。
評価・レビュー
まだレビューはありません。