【完結済み】外れスキルの不遇魔導士、ゴミ紋章が王国軍ではまさかのチート能力扱いだった〜国営パーティーの魔王攻略記〜
最終更新:2021/9/1
作品紹介
入れば誰もが憧れる魔法学院で最も重要な『紋章』。 それが『水属性』や『炎属性』なら一流の冒険者まっしぐらとなるのだが......。 「あなたの紋章はただ魔力量が多いだけですね」 それは死刑宣告に等しい言葉。 別に冒険者を目指していたわけではないが、それにしたって魔力量が多いだけで高位魔法が使えない魔導士に、一体なんの価値があるだろうか。 エグい外れ紋章だった。 そんな俺は冒険者も望めないので、毎日を平凡に初級魔法の授業へ費やす日々を送っていく。 おまけに就職先が学長の気に触ったのか、単位取り消しどころか退学処分にされてしまった。 もうずっとこんな感じなのかと思っていたところへ彼女は現れた。 「あなたの『紋章』、外れなんかじゃないですよ。軍でならその力をもっと活かせます!」 いざ調べ直してみたら、それは魔力量が多いどころではない『マナ無限の紋章』だった! 魔力量無限の魔導士が軍という名の最強国営パーティーに入ったら、果たしてどうなってしまうのだろうか……。
評価・レビュー
まだレビューはありません。