目が覚めたら、ネコになった公爵令嬢
最終更新:2019/3/31
作品紹介
「嘘」と呟いた声が「にゃ」と聞こえた。 鏡に映っていたのは、銀色に近い真っ白い毛並みの、品のよさそうなネコだった。 ありえない――― 叫んだ声はやっぱり「にゃぁぁぁ」で、間違いなく私の姿は、ネコだった。 公爵令嬢であるシャーロット・ローズブレイドは、王太子妃になることを夢見ていた。 しかし、選ばれたのは別の令嬢。 ショックで郊外の屋敷に逃げていたシャーロットは、翌日、目が覚めたらネコになっていた。 どうして、どうしてなの――――!?
評価・レビュー
まだレビューはありません。