崇り
最終更新:2012/8/13
作品紹介
いじめ――――それはどんな社会集団でも起こり得る、人間の負の感情の顕れ。 誰かをいじめている人間は何も知らないし、知ろうともしないものだ。いじめられている人間がそういった心ない行為によってどれほどまでに傷付けられているのかを。 たとえ、それが死を生み出そうとも。 たとえ、それが更なる悲劇を生み出そうとも。 祟り――――それは、ある行為の報いとして起こる災いのこと。 それは、きっと何も知ろうとしなかった自分達に対する報復なのだろう、と。 それに気付くのに、何もかもが遅すぎたのだ――。 (夏のホラー2012出展作品です)
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