Love Like Candy Floss
最終更新:2014/2/1
作品紹介
灰色の雪が降る極北の大地で二つの国が戦いを繰り広げていた 戦いは長く続き、何時果てるとも知れず、毎日多くの兵士が死んでいった 両者は互いに疲れていた それでも、戦いを止めることは無かった あまりに多くの兵士が死に、戦争に参加する兵士の年齢はだんだんと引き下げられていた それが少年であれ少女であれ、性別すらももはや関係は無かった 積雪を踏みしめて走り、銃弾の雨を弾き返す巨人の体に乗っていれば良かったからだ 何よりも、もう戦いを止める理由は無かった 今更引き返すには遅すぎるくらい、多くの命が失われてしまっていた そして、両国の兵士はお互いに「我々が最後に勝つ」と、そう信じて戦い続けた 雪が全て真っ赤に染まるまで この作品は、創作発表板 ロボット物SS総合スレに投稿した作品の転載です
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