極貧生活が辛いので、ダンジョンのモンスター枠に転職しました。エリート気取りの冒険者たちに地獄を見せるだけの、楽しい職場です。
最終更新:2022/2/14
作品紹介
父が残した借金で苦しむ、南波知樹(なんば ともき)。 ある日、知樹は【無限ダンジョン】のモンスターとしてスカウトされる。 【無限ダンジョン】を統べるオリ子は言う、「最近の冒険者は調子に乗りすぎだ」と。 『冒険者』とは、優れた血族の者たち。彼らは身体能力に優れ、魔法まで使える。 そのため政財界で権力を握ってきた。いわば最上級国民! これまで【無限ダンジョン】は、冒険者たちが『娯楽』でモンスターを狩る場所だった。だが、それもお終いだ。 モンスターとなった知樹は、『10万年に1体』の逸材。 エクストラスキルは、肉体が消し飛んでも完全再生する《殺しようがない》。 武器は、どんな冒険者にも穴を開ける、電動ドリル──型のマジックアイテム。 冒険者1人殺せば、ボーナスで500万円! 100人殺せば、借金完済! 「知樹、否、モンスター名〈イコライザー〉よ。お高くとまったエリートどもを殺しまくるのだ!」 「了解でーす」
評価・レビュー
まだレビューはありません。