絵描きの元兵士と新米編集者達の旅路記録帳(仮)
最終更新:2022/2/15
作品紹介
ヤ―オン・ウェイは、ベルダー孤児院に所属する子供だった。彼は、幼き頃から絵を描くことが好きだった。 そんなある日、彼はベルダー孤児院に所属することとなったグレア・ライタスという女の子に出会う。 彼女は、話すことが出来ない少女だったが、絵を見る洞察力の高さがあった。 ヤーオンはそんな彼女に興味を持つのだが、彼女は大きな秘密を抱えていた…… 事件を終え、成長し続けたヤーオンは、国の規定に則り十四歳でベルダー孤児院を離れ、軍事学校に所属する。 彼は、魔法や超能力といった特別な才能を持っていなかった。 しかし、彼には幼少期に培った努力する精神力があった。自らの能力を活かし豊富な知識と柔軟な発想力、緊急時に問題に対処する力を身に付けた彼の姿勢は、様々な人へ影響を与えると共に教職員から認められるようになる。 そんな彼は、努力が認められ渇望していた国境防衛課へ在籍することに成功する。 彼の人生は順調だった。このまま努力していけば、より良い立場に上がれるだろうとすら言われていた。 一つの失敗をしてしまうまでは――
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