作:馬路まんじ(漫画版ブレスキ配信開始・底辺領主6巻発売!検索を!)
メイド姫は『氷の魔将』に溶かされる ―昔助けた男の人が、国を支配して会いに来ました―
最終更新:2020/12/19
作品紹介
「レーナッ、私たちは逃げるからなッ! せめてお前は、カラダでも使って革命軍を食い止めろ!」 「……はい、お父様」 ――この日、私の国は終わりを迎えた。父の圧制に苦しんだ民衆が革命を起こしたのだ。 王城に攻め込んでくる痩せ細った人々。たとえ私が平民の子だと馬鹿にされ、使用人と共に働かされる『メイド姫』と呼ばれる存在だろうが、彼らにとっては憎き王族に違いなかった。 ――そうして衣服を引き裂かれ、花を散らされそうになっていた、その時。 「鎮まるがいい。たとえ相手が王女だろうと、醜い真似は――っ、おまえは……!?」 「えっ?」 革命軍の指導者である『氷の魔将』は、なぜか私を見た瞬間に抱きついてきて……!? ――これは、心身共にボロボロなメイド姫が、昔助けた男性に溺愛されて、その才能と魅力を開花させていく幸福な物語である。
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