払いの聖女 ‐悪役令嬢が無双したあとの世界で生きていく‐
最終更新:2024/5/2
作品紹介
「うそでしょ? 一族滅亡なんて!」 侯爵令嬢は王太子との結婚に不安を覚え、魔法で未来を覗いてみることにする……が、そこで視たものは、婚約破棄された挙句、一族郎党皆殺しにされる未来だった。そして、王太子の傍には聖女の姿が。令嬢は「王太子と聖女のせいで家が滅亡したのだ」と解釈すると、御家断絶を回避するため、知力・体力ともに鍛えることを決意する。そして、苦節数年――文武両道の美女に成長し、ついには魔王まで倒すことに成功する。王太子との婚約は破棄されず、ハッピーエンドを迎えるのだった。 「……じゃあ、私は何のために呼ばれたの?」 聖女は呟く。わけもわからず連れてこられ、足手まといだと馬鹿にされ、役目が済んだら、見ず知らずの男に嫁がされる。 これは、「(お)払い(箱)の聖女」の物語。 【書籍化!】2024年2月8日よりミーティアノベルス様より電子書籍化決定しました! Web版と展開と結末が異なりますので、お楽しみに!
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