魔女は暁に笑う
最終更新:2022/11/26
作品紹介
母として足掻くのか、それとも女として溺れるのか。 34歳未婚のシングルマザー嬉野倖枝は、これまでの育児から、母としての自覚が足りないと痛感していた。17歳の娘、咲幸への接し方に悩んでいた。 ある日、倖枝は仕事帰りのバーで、魔女のように妖艶な女性と出会う。一夜限りの関係だったが、女性は後日、倖枝の前に再び現れる――咲幸の同級生であり恋人でもある、月城舞夜として。 倖枝は舞夜から、咲幸への口止めの代わりに、疑似的な母娘関係を迫られる。 『女』として接したい他人の娘からは『母』を求められ、そして『母』として接したい自分の娘からは―― ふたりの少女の間で、倖枝はこれからの生き方を選択する。 (カクヨムさんとpixivさんにも掲載しています)
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