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作:迷迷迷迷

ぼくとわたしの生存戦略

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未評価

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最終更新:2024/1/1

作品紹介

まずもって、人間は絶滅したのだった。 要因は沢山あれども、基本的な原因はとある異世界、そこの原住民だった魔物との戦争。それらの行為の最中、生み出されたひとつの爆弾とされている。 「姫」と呼ばれる爆弾。 魔物のメスを材料に作られるそれは、かつて存在してたという核弾頭が赤ん坊のクシャミだと思えるほどの、それほどの威力。 気軽に世界を滅ぼせる姫が、世界を滅ぼした。 結果、人間は滅び魔物たちもその個体数を大きく減らしてしまったのだった。 爆心地はかつて「名古屋」と呼ばれていた地方都市。 爆発の以後その土地は因果律の局地的混沌の渦、因果交流回路と呼ばれるようになってしまう。 さて、因果律の導きのまま第二の姫が生まれたり、その関係で世界を滅びに導いた竜魔王が復活。 「姫」の関係者を自称する竜魔王は味方を集め、姫が再び爆発するよう計画を考え始める。 その計画はまさに、世界を滅ぼすのに値する願望だった。

R15残酷な描写あり異世界転生ガールズラブボーイズラブ

評価・レビュー

ダークファンタジー

魔物たちの暮らす世界に異世界から人間が転移、彼らを支配。彼らをゴブリンとして奴隷にした。 クソ人間共の支配から逃れるため、魔物の中から最悪の魔王「アライバル」と最低の魔女代行「重力的眩暈」が、人間側の兵器である最善の天使「灰色の水曜日」と戦った。 勝利は魔王と魔女代行の勝利に終わり、ついにおぞましく醜い支配者、人類は殺される。 残った異世界人間もまた天使が生み出した毒に自滅。理性を失い肉を食らう神へと変身した。 愛知県の名古屋市を元とした土地は灰笛の国と呼ばれるようになった。爆心地である灰笛では毎日人喰いの神々がそれぞれ暴れ狂っていた。ある時は敵として。あるいは生き残った魔物族とゆるやかな友好関係を築く個体も現れつつある。 魔法使いであるルイウ・シズクは雑魚魔物。 無限の可能性を秘めていながらまだ己の未熟さと飢えにも近しい知的欲求、好奇心、そして人間を材料とした神々への殺害欲求、ないし食欲に翻弄されていた。~作者作品紹介より~ 読みます企画にご参加の作品で2章の灰色灰笛魔法使い日常模様まで読ませて頂きました。 ダークファンタジーの独特な空気感が伝ってくる物語です。 ぼくとわたしの生存戦略の冒頭、いきなり衝撃的なシーンから始まり、その世界観に引き込んでいくようでした。 詩の様な文章、その描写に工夫が見られ、光る部分を感じました。

3.5

asato umi