十三番目の賢者
最終更新:2024/4/29
作品紹介
サラには過去の記憶がなかった。 三ヶ月前、森の中で一人で目覚めた時、それ以前の記憶が全て失われていた。 小柄で可憐な少女の見た目に反して、驚異的な身体能力を持っていたサラは、やがて、剣士として生きていく事を決める。 そして、失ってしまった自分の記憶を取り戻すため、あてもない旅を続けていた。 内戦の続くナザール王国において、傭兵に志願しようと赴いた王都で、サラは、ティオと名乗る奇妙な外見の青年と出会った。 ティオと二人、傭兵の試験に受かったサラは、その剣の腕で傭兵団の団長となり、一癖も二癖もある荒くれ者の団員達を率いていく事になる。 そして、次第に、サラは、ティオと共に、ナザール王国の内戦の渦中へと踏み込み、大いなる陰謀と対峙してゆく。 ………… 『第八章 過去との決別』 「第十節・長き旅路(後編)」 賭博場『黄金の穴蔵』における長い一夜の最後の戦いである息詰まる勝負が、ついに終わ理を告げる。 チェレンチーは、改めて、これから先の自分の人生について、ティオと言葉を交わした。 …………… ☆あらすじだけ読むと真面目そうな話に見えますが、本当はかなりノリが軽いです。 気軽に読んでいたたければと思います。 ☆週二回更新予定です。 一回の更新は5000字前後となります。 ☆「カクヨム」「pixiv」においても同じ小説を同じペンネームで掲載しています。
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