お飾り聖女は真の実力を発揮して世界をひっくり返すようです~『日没後に死刑を執行する!』『なら日が沈まなければ良いのですね』『は?』~
最終更新:2022/8/12
作品紹介
「国家転覆罪により聖女とその一家を死刑とする!執行は日没後だ!」濡れ衣を着せることにより政敵を消せた、と喜ぶ貴族たちが見たのはいつになっても沈まぬ、なんなら屈伸煽りをしている太陽だった。日没が訪れぬ以上執行できない死刑、困惑する貴族達。そしてフローガ家の一人娘、お飾り聖女と呼ばれる彼女は馬を走らせていた。目的は一つ、冤罪の証拠を見つけ死刑を撤回した上で貴族どもを叩きのめす事。沈まぬ夕日の中逃げる証人、追いかけるお飾り聖女と彼女に放たれる刺客たち、そして変化する世界。ただし貴族たちは忘れていた、目の前の聖女の真の実力を――! これは死刑を撤回させクソ貴族達に腹パンを叩き込む物語。太陽の裏に隠れた眼が開く時、天国は反転し滅びが訪れる。
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