天命の巫女姫
最終更新:2024/4/26
作品紹介
【前日弾(0章)】 動乱の時代。妹・美楚乃(みその)の病を治すために意図せず罪を犯してしまった兄・閻椰雄臣(えんやたけおみ)は、その罪の償いとしてテンシの末裔・白雪(しらゆき)と平穏の世を築くために自身の力を行使していた。そんな中、平和になりつつある世の中を悟った白雪に突然の別れを告げられた雄臣は、美楚乃と過ごす穏やかな生活に戻るが……。これは兄妹の過去と現在と未来につながる物語。 【全編(1章以降~)】 1999年の地方都市、三峰(みつみね)市。魔法使いの家系に育った少年・剣崎陽玄(けんざきようげん)は魔法使いの後継者[魔術師]になるようにと決められた人生を歩んできた。ある日、そんな生き方に嫌気がさし屋敷を飛び出した陽玄は、偶然出会った金髪少女・巫琥珀(かんなぎこはく)と出会う。そんな彼女に家出してきたことを見抜かれ、その成り行きで招かれたのは森の洋館。事情を話し、彼女の助言で屋敷に戻ることを決意した陽玄だったが……。
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