【ようこそ、ニャッポンへ!】~無信教で孤独死したボクを拾ったのは、日本好きな神様でした!~
最終更新:2022/8/11
作品紹介
「ここが、ニャッポン……?」 日本が好きな神様に導かれて訪れたのは、限りなく日本に近い、けれど日本人なら思わずツッコミたくなるような、細かな違いのある疑似日本の世界だった。 うつ病を患っていた東天正夫は、唯一の理解者であり支えであった母を亡くし、そのショックのままに孤独死に至る。 死後。彼が最初に体験したのは、数多の創造神がビラを片手に自分の世界へと勧誘する異様な光景。あらゆる勧誘文句を突っぱねて孤独になった彼を拾ったのは、「日本が好き」だという、どうにも胡散臭さしかしないヤキソ・ヴァ・パーンと名乗る神様だった。 ヤキソの趣味で、猫人(ねこんちゅ)化する人類たちと、陽気で愉快で不思議な世界で、東天はうつ病から解放されて、その足で懐かしい思い出の味を探しに行く。 それは気づけば、失われた十年間を、或いは忘れていたモノを探す、旅の始まりなのであった――――
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