「天の城のティアナ」城を落とした悪役聖女の罪をひっかぶったら、もれなくドS騎士の求婚がついてきました。

『ずっとそばにいる、死ぬまで、そして死した後も離れず守る』 　過去の記憶がなく孤児のリュクスは、最強な魔法の使い手として天に浮かぶアレスティア国を支える魔法士の長。 　だが世界を救うための召喚した聖女に「友達」と言われ舞い上がり、主従関係を結んだとたんに裏切られ、アレスティア国が落ちてしまう。 　その時、聖女の騎士に助けられ、一生守ると誓約を捧げられるが東京に飛ばされてしまう。 　それから6年、助産師として働いていると謎の青年が現れる。彼はリュクスが五百年後の『魔法師団の最強ボスの娘』で連れ帰るというけれど。 　パパの世界に連れて行かれそうになったリュクスだが、戻ったのは荒れたアレスティアの国。再興を決意したリュクスだが、再会した誓約を捧げた騎士はどSで、しかも求婚をしてきて。 　パパの部下は連れ帰ろうと機会を狙ってるし、騎士は求婚をあきらめないし。 　これは、パパの部下や騎士に構われながらも、魔法＋お産で人を助けながら、過去の自分の秘密と聖女召喚の裏を知る物語。 ＊出産話が時々入ります（＊印） ＊「リディアの魔法学講座」の娘がヒロインですが、単体で読めます。