最終章:決着へ! 魔王を倒したら「もう用済みだ」と言われ、信じていた仲間に裏切られた元勇者ですが、黒魔術で魔王と一緒に復活したので復讐しようと思います~その「勇者」は、やがて「魔王」になる~
最終更新:2022/10/31
作品紹介
神に代わる絶対の存在、聖母よって支配される世界。 そこでは、聖母を信仰する人間と、聖母による支配を認めない魔物や亜人種たちとの間で、終わることのない戦いが続いていた。 魔物や亜人種たちを率いるのは、強大な魔王・サウラ。 サウラに率いられた魔王軍は、聖母の力によって彼らが逼塞させられていた魔大陸よりあふれ出し、聖母の加護の下で人間たちが暮らしていたサエウム・テラへと侵攻を開始し、人類は存亡の危機を迎える。 その危機から人間を救うため、聖母は1人の勇者を選び出し、力と使命を与えた。 その勇者の名は、エリック。 勇者・エリックは、信頼する5人の仲間と共に、魔王を滅ぼす旅に出る。 聖女・リディア 騎士・バーナード 魔女・クラリッサ 神父・ヘルマン 盗賊・リーチ エリックは5人の仲間と共に勇敢に戦い、劣勢であった人類軍に勝利をもたらし、魔大陸への逆侵攻を成し遂げた。 そして、エリックは魔王との最後の戦いに臨み、多くの犠牲の後に、魔王を聖剣によって滅ぼした。 勇者としての使命を果たしたエリック。 しかし、彼を待っていたのは、栄光でも称賛でもなかった。 「お前は、もう、用済みだ」 突然そう言い捨てられたエリックの身体を、背後から剣が刺し貫く。 エリックは信じていた仲間に裏切られ、そして、意識を失った。 しかし、エリックの本当の物語は、そこから始まる。 仲間から裏切られ、捨てられたエリックは、魔王軍の生き残りの魔術師によって黒魔術をかけられ、魔王・サウラの魂と共に蘇ったのだ。 目覚めたエリックの望みは、ただ1つ。 自身を裏切った者たちに、復讐を果たすこと。 こうして、エリックは、魔王と共に、新たに旅立つこととなる。 ※他作品紹介 〇メイド・ルーシェのノルトハーフェン公国騒乱記 若き公爵のメイドとなった少女、ルーシェを主役とした、19世紀初頭のヨーロッパ風の世界を舞台とした戦記作品。無事完結・続編投稿中! 〇オーク35歳(♂)、職業山賊、女勇者に負けて奴隷になります 聖剣[マラキア]を携えし冒険者一行にボコボコにされてしまったオークの山賊団の生き残り、サムの運命やいかに? 〇イリス=オリヴィエ戦記 レシプロ戦闘機での空戦を中心に、戦乱の中で生き延びようとするある少年の物語。
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