冬のカナリア とある魔術師の旅路
最終更新:2022/12/28
作品紹介
【要約】 とある青年魔術師と冬を作った神様が一緒に旅をして、冒険したり戦争したりして成長するお話。 【あらすじ】 世界の創造主、主神サタナキアの子は四人いる。 ふたりの息子とふたりの娘、彼らはそれぞれ創り出した作品の名を冠し、こう呼ばれた。 春の乙女プライラルム。夏の風雷ヘリオエッタ。秋の娘サハナドール。冬の翼カナリア。 四人の子供たちは地上にあり、それぞれ人に混じって自由気ままに暮らしているが、カナリアには制約があった。 冬の季節が訪れるまえに、春の乙女プライラルムに眠りの魔法をかけてもらい、冬が過ぎ去るまで眠りにつくこと。さもなければ、冬の猛威によってカナリアがいる大地は凍りつき、人も国も冬に飲み込まれて滅びてしまう。 そんな冬の神カナリアが、とある町で若い魔術師の青年と出会い、旅を共にすることに。 この物語は、忌み嫌われる冬の神と相棒である青年魔術師ブレスの、出会いと別れの旅路を描いた成長物語である。 ・1、2はカナリアが相棒魔術師の青年に出会う前の短編です。 「3 ヘロデーの見えざる目」から魔術師の住む町にカナリアが現れて、本編が始まります。 ・シリアスなファンタジーがお好きな方向けの内容ですが、ブレスが刻印の魔術師として世界に名を轟かせ、独り立ちするまでを書いたハッピーエンドのお話になります。 ・挿絵は「あとがき」のみ。 ・2022/12/24タイトル変更しました。
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