ものぐさ聖女様は、勇者の処刑を所望する
最終更新:2018/11/10
作品紹介
かつて勇者であったレオン・ミラエールは、今正に処刑台に送られようとしていた。 処刑までの五日間、教会での改心の時間を与えられた彼は、魔王討伐の旅路を陰から支えてくれた聖女への罪の告白を望むが―― 「残念ながら業務時間外です。手当つくんですか? つかないでしょう? つまり、仕事なんてしたくありません。はい以上、解散」 彼女は信仰心ゼロどころか、常に腹を空かせていて、まともに仕事をしていないようなものぐさ聖女様だった。 コレは、ものぐさな聖女様が、勇者の処刑を所望するまでのお話。
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