勇者パーティを追放された剣士、魔王になる〜力が全てのルールのせいで魔族から言い寄られています〜
最終更新:2022/9/29
作品紹介
剣士のブレンはパーティの女性陣や聖女と仲が良いことに嫉妬した勇者シュワルツにより、『役に立たないから』との理由で魔界の真ん中で追放されてしまう。 しかしブレンはこれまで仲間を巻き込まないよう手加減してきただけであり、たった一人で窮地を脱出。 さらに静かに暮らしたいブレンはこれ以上魔王軍に襲われないようにと、自らの強さを示すために単身魔王城に乗り込んで魔王を倒してしまう。 これが全ての始まりであった。 『力が全て』 それが魔界における唯一にして絶対のルール。 一人で魔王を倒したブレンは静かに過ごしたいと願いながらも、新たな魔王となってしまい、かつての魔王やその娘をはじめとする多くの魔族に言い寄られるようになる。 さらにはかつての仲間や聖女までもがブレンを追って魔界を訪れ、新たな人生はますます混沌としていくのであった。 一方でシュワルツ達はブレンが魔王となってさらに力をつけた魔王軍の前に歯が立たず、その立場を失っていく。 やがて自分がとてつもない過ちを犯してしまったと気づいた時には、何もかもが手遅れだった。 これは魔王となったブレンが魔界で過ごす、ドタバタスローライフの物語である。
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