悪女を断罪した王太子が聖女を最愛とするまで
最終更新:2022/11/20
作品紹介
王太子リヒャードへの贈り物。そこへ毒を盛った幼馴染の令嬢。 彼女は国内でリヒャードの婚約者筆頭候補と目されていた。 一方、優秀な王太子と見なされていたリヒャード。 政治的に重要な局面に立たされ、非情になることを決意し、しかしながらせめて大切な幼馴染の命を救おうと奔走する。 だが、彼には繊細な乙女心は理解できなかった。 令嬢を凶行に駆り立てたのは、果たして。 リヒャードの治世の助けとなるためか。あるいは初恋の復讐のためか。 守りたかった大切な友人の命を、己の判断として奪わなければならなかったリヒャード。 友人の不名誉を挽回することすら、叶わず。 心に深い傷を負ったリヒャードの元に、宗主国の皇女バチルダが婚約者として訪れる。 一方で、バチルダにもまた、課せられた役割があった。 ※ ざまぁはありません。
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