賢者の哀しみはより深く
最終更新:2024/6/2
作品紹介
【あらすじ】 「魔道工具士」を目指し、日々父親のもとで修業している少年、ブルックス。 ある日、天より物体が落下し、この国クワイヨン政府から「リクエスト」と言われる命令が発令。天より落下したこの物体の回収が命令され、ブルックスの幼馴染の少女、アルクネメが参加することになった。アルクネメはこの世界で使われる「魔導力」が非常に強い「特例魔導士」であるための命令だったが、この落下地点は、やはり「魔導力」を使う「魔物」達の住処であった。 ブルックスはアルクネメのため、魔導力を高める剣と盾を持って、戦地に向かう自ら開発した「テレム」という物質を生成できる装置をアルクネメに渡す。 アルクネメたち学生を含む「リクエスト」参加者は異常な力を持つ「魔物」との死闘に身を投じていく中、その才能を開花させていくが…。 謎の組織「バベルの塔」で、王都クワイライヒで、陰謀が進行する中、過酷な試練が少年少女を巻き込んでいく。 さらに、今までの経験のない巨大な「魔物」、ツインネック・モンストラムの出現が、この「リクエスト」史上、最大の死闘となっていく。 そして、初めてその姿を見せ始める「敵」の存在…。 そして月日は流れ、様々な試練を乗り越えアルクネメは、高等養成教育学校に復学する。「同胞殺し」と陰口を叩かれながらも、その実力を周りに示し、孤立を深める。 そんなアルクネメの前に、いま、愛するブルックスが現れた。
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