最強のカルト教祖(母)から逃げまして-獣になった少年と教祖の娘との愛(?)の駆け落ち逃走/闘争劇【花の羅刹】
最終更新:2022/12/15
作品紹介
〈羅刹〉と呼ばれる異能力者が支配する土地〈暮梨村〉 少年〈ネズミ〉がその土地で目覚めると、すべての記憶が失われ、人間と同じ大きさの鼠に成り変わっていた。 寄る辺もなく途方に暮れていると、暮梨村を治める羅界教の教祖にして最強の羅刹、 〈香梨紅子〉の子供として村に滞在することになった。 所在を獲得し、安堵するネズミであったが、過酷な出来事に翻弄され続ける。 苛烈な闘争を行う教祖の娘達 流血を伴う冷酷な戒律。 神と崇められる香梨紅子の凄惨な振る舞い。 ネズミに課せられた、罪人の眼を奪う仕事。 数々の過酷な出来事を前に、打ちのめされ、自責を募らせるネズミ。 とうとう耐えきれず、逃げ出したネズミの元に、教祖の娘〈ザクロ〉が駆けつける。 「一緒に逃げよう」 二人の心が交差した時、過酷な運命が動き出す。 最強のカルト教祖〈香梨紅子〉の強大な力を前に、少年と少女の闘争/逃走劇がはじまった。 ※本作はシリアスな部分も多少ありますが、比較的にコミカルな読み味になるように心がけています。 是非、ご一読ください。
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