だって結婚はパセリみたいなものでしょう、公爵閣下?
最終更新:2023/1/6
作品紹介
王太子により聖女の地位を追放され、婚約破棄を言い渡された男爵令嬢シェーナ。そんな彼女に国王が用意した新たな婚約者は、容姿・地位・財産と三拍子そろいながらも 『王国一の女たらし』 という悪名のために独身をとおしてきた年上の公爵だった。そのうえシェーナが聖女の能力で聞いた彼の心の声は 【まあ溺愛しとけば喜ぶだろう。恋愛や結婚など、料理に添えるパセリみたいなものだ】 という非常にやる気のないもので ―― (いくら溺愛されてもパセリ扱いはイヤ!) 頭にきたシェーナは 『どうせ国王命令で断れない婚約ならば、いつか彼を落として心の底から本気の愛を誓わせてやる』 と決心して公爵との同居生活を始める。 心の声さえ聞かなければ砂糖吐くこと必至な溺愛生活で、先に落ちるのは公爵か、それとももと聖女のシェーナか。甘々で、ちょっぴり苦い物語。ハッピーエンドです。 ©️砂礫零 無断複写・転載を禁止します。 Unauthorized reproduction prohibited. 版权所有。
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