ハズレスキル【究極の料理人】を引き公爵家を追放されたが、それは最強スキルだった。
最終更新:2023/6/17
作品紹介
【短いあらすじ】 究極の料理人というのは万能の戦闘スキルだった。だが、そのスキルの真価を知らない剣聖の父の怒りに触れて追放されてしまう。スキルが開花した主人公のアレクは自由な世界に旅立ち、美少女と出会い、最強のスキルを自在に使い悪い奴らとバトルを繰り広げる。 基本的に安心して読んでいられる主人公最強設定の異世界現地もの。料理人というスキルで、どう戦い、どのような人間関係(恋愛)のドラマを見せるかが見せ場。脇役のサイドストーリーも見どころで群像劇的要素もある。 【あらすじ】 主人公のアレクに発現したスキル『究極の料理人』は魔物が相手でも楽々と倒せる最強のスキルだった。 だがアレクの父はその力を知ることなく剣士の貴族の家名に泥を塗ったとしてアレクを公爵家から追放する。 アレクが自分のスキルの真価を知るのは一人森の中で死にかけた時だった。 極限状態に追い込まれスキルが発動したのである。 料理をするには新鮮な肉が必要で、肉は獲物を狩ることで得られる。 アレクが得たスキルには、そのための力も与えられていた。【索敵】【追跡】【捕獲】【捕殺】【解体】などのスキルだ。 さらに食材を吟味するための神の目のような【鑑定眼】や、何でも収納できる魔法の【食料庫】まで付与されていた。 また、調理には火、水が必要である。冷凍や送風の機能もあると便利だ。それもスキルの内だった。 アレクは詠唱も術式も必要なく、火を起こし、その火を風で飛ばし火炎放射をMPを必要とすることなく出せた。 送風を応用して空も飛べた。 水と風と冷凍の応用で、敵に氷の矢を放つことさえできた。 つまり、暗殺者と魔道士の両方に等しい力が与えられたのである。いや、それ以上だった。 「たかがコック」と馬鹿にする魔物や悪人たちを今日もアレクは『料理』する。 剣術一家の公爵家の出なのに『料理人』というスキルを引いたため家を追い出されたが、それをきっかけに自由な世界に旅立ち、美女や美少女と出会い、魔物や海賊などとバトルを繰り広げ、やがては復活した魔王と戦うことに……。 【作者から】 主人公のアレクはこの物語の最後に作中のヒロインの誰かと結婚します。誰と結婚するのかを推理してみるとさらに楽しめると思います。なお、花嫁候補の新ヒロインはこれからまだ出てきます。
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