解錠できなくなったシーフが、この街で生きていくたった1つの方法
最終更新:2023/11/29
作品紹介
魔法による人体改造が一般化したマジカルな世界。 雇われシーフのエリオットに、1件のヤバい依頼が舞い込んできた。 内容はダンジョン階層主が持つ異界の武具の奪取。依頼主はカネと私兵で国すら動かす暗黒巨大商業組合。 きな臭いものを感じつつもエリオットは仲間とともにダンジョンへ突入、剣と盾の奪取に成功する。 あとは依頼主の元へブツを持ち帰るだけ――のはずだった。 財宝に目が眩んだ仲間の裏切りが、全てを狂わした。 ダンジョンの底で目を覚ましたエリオット。全ての装備を失い、重傷を負った彼に異界の剣が語り掛ける。 「力が欲しいか? ならば余と1つになるのじゃ」 その誘いを許諾した結果、鉤爪状の武器腕となったエリオットの左腕。 そんな左手では鍵開けすらできない。 エリオットはシーフ改め脳筋冒険者としての道を進むことを決意する。
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