正義の剣は闘いを欲する――汝、望むは「悪に染まった平和」か、それとも「正義を貫く闘争」か――。
最終更新:2023/9/18
作品紹介
※『嫌われ少年魔術師の憂鬱』から、タイトル変更いたしました。ご迷惑をおかけ致します※ 稀代の天才魔術師であり、正義感の塊とも称される、アルカサール王国憲兵隊・憲兵魔術師のエース、エフェルローン・フォン・クェンビー(26歳)。彼は、とある任務の失敗で子供化(10歳)&魔力減退の呪いに掛かってしまい、以後、世界でも指折りの最弱魔術師と成り果ててしまう。しかも、天才故に買っていた恨みや嫉妬により、上司や同僚から陰湿な嫌がらを受ける羽目に。 それから数年後。 オーバーワークや陰口などの嫌がらせに耐え続け、正義への信念を捨て去る代わりに、それなりの平穏な生活を手に入れた彼は、上司からとある任務と義感溢れる一人の新米女憲兵の教育を託される。 しかしそれは、やっと手に入れた平凡で平穏な生活を根底から脅かすものであった。 事件と新米憲兵との関わりの中、見せつけられるのは、正義の歪み。 正されるべきと分かっていながらも、守りたい平穏で平和な自分の日常。 そんな、揺れる思いと自らの脳裏に鳴り響く危険信号との狭間で、最後に彼が選ぶ正義の形とその未来とは――?
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