死刑を言い渡され逃げる羽目になった剣聖、辺境にて皇女と成り上がる~命を盗るというのなら、国を盗ってやるまで~
最終更新:2023/2/17
作品紹介
「剣聖ミト・ハヤテを死刑とする!!」 帝国ハイランドの剣聖ハヤテは突然死刑を告げられた。逃げ場のないハヤテに、第一皇子ジュリアンが脱獄の手配をする。 逃げ出したハヤテに、辺境の領主にして故国を追われた皇女、ニオ・フィクナーが手を差し伸べた。 しかし、それには条件があるのだった。 「ボクの願い。それは――ハイランドを乗っ取ることだ」 野心を語るニオへ、ハヤテは不敵に笑って答える。 「剣聖なんて呼ばれてるが、悪だくみは大好きだから心が躍るな」 追放されたハヤテは、持ち前の悪知恵とストッパーのない行動力を最大限生かして、皇族として至らないニオをサポートしていく。 二人はやがて「追放の騎士団」を組織し、皇帝の座を狙う一大勢力の一つに名を連ねることになる。 「地位も祖国も盗られたのだからしょうがない。盗り返すまでの事だ」 剣と魔法だけではない国盗りの物語が始まった。 2/15、現在掲載文の誤字脱字チェック終了
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