【5/10②巻配信】身代わりの落ちこぼれ生贄聖女は敵国王弟に溺愛される 〜処刑の日はいつでしょう? え、なぜこんなに大事にされてるんでしょうか〜【コミカライズ】
最終更新:2024/5/1
作品紹介
◆第二章連載中です。(毎日更新) ◆コミカライズ連載中・ノベル2巻5/10発売 「そうだ、お前が行けばいい」 敗戦国の第一王女・ソニアは王家の血を引きながらも『聖女』の力を持たない落ちこぼれのできそこないだった。 敵国ティエラリアから示された和睦の条件は『聖女の力を持つ王家の女性を嫁がせること』。『真なる聖女』である第二王女アイラを差し出すことを渋った王は、ソニアを敵国王弟に嫁がせることにした。 ――そんなことをして許されるのだろうか? そして迎えた初夜。閨を訪れた王弟にソニアはたまらず全てを打ち明けた。己の喉にナイフをあてがいながら。 「わ、私はあなたに愛される資格を持ちません! 私は父の思惑により送り出された、力を持たぬ落ちこぼれ! 偽りの聖女! しかし、私と父は罪深いなれど民に罪はありません! どうか私めの命を持って矛を収めてはいただけないでしょうか!?」 「待て、ちょっと待て。落ち着け」 落ちこぼれソニアは自死を阻まれ「私はいつ裁かれるのでしょうか……?」と死んだ魚のような目で毎日を過ごすのだが、ソニアが来て以来、ティエラリアの国は日々豊かになっていき、代わりにソニアのいなくなった祖国はどんどんと……。 自分の能力全否定ネガティブ無自覚チート聖女(処刑の日はいつなんでしょうか!)と冷静ドッグトレーナー系イケメン王弟(なんで君の思考はいつもそこに収束していくんだ?)の勘違いラブコメです。 4/11 ジャンル別6位、総合完結済み1位、4/12総合6位、ありがとうございます! ※カクヨムにも掲載
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