そして彼女は王妃になった
最終更新:2015/7/28
作品紹介
イスターシャは王太子妃候補だった。そのために幼い日から努力を重ね、そしてようやく彼女の努力が実るときが刻々と迫っていた。 しかし王宮に越してから数日して、彼女は階段から突き落とされてしまう。 足を折り、「もう二度と立てない」と王宮医師に言われたイスターシャは、みっともないほど泣いて、叫んで、絶望して。それから王太子であるフェリクスを呼び出し、こう告げた。 「――フェリクス殿下。どうかわたくしと、婚約を解消してくださいませ」
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