アゼルの失墜
最終更新:2016/9/28
作品紹介
この国の王太子様と公爵令嬢である私の結婚式の当日、王太子様は1人の少女を連れて私に告げた。 「愛し合っている人がいるんだ。君を王妃として大切に扱うし、次の世継ぎも君に産んでもらう。決して君を蔑ろにしたりはしない。ちゃんと君の事も愛してる。だから、彼女を愛妾として後宮に迎え入れてもいいだろうか」 私は聖母のように慈悲深い微笑みを浮かべてそれに頷いたのだ。 短編連作アゼルの失墜1作目です。
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最終更新:2016/9/28
この国の王太子様と公爵令嬢である私の結婚式の当日、王太子様は1人の少女を連れて私に告げた。 「愛し合っている人がいるんだ。君を王妃として大切に扱うし、次の世継ぎも君に産んでもらう。決して君を蔑ろにしたりはしない。ちゃんと君の事も愛してる。だから、彼女を愛妾として後宮に迎え入れてもいいだろうか」 私は聖母のように慈悲深い微笑みを浮かべてそれに頷いたのだ。 短編連作アゼルの失墜1作目です。
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