クラスメイトは異世界王女
最終更新:2024/4/26
作品紹介
【第1部 明稜学園編】 ティアローズ王国第1王女アリスレーゼは、隣国グランディア王国の突然の侵略によって祖国を滅ぼされると毒薬を飲んで自害する。だが古の魔法の契約によって息を吹き返し、現代日本へと転移した。 男子高校生の前園瑞貴は、庭に忽然と現れたアリスレーゼを保護すると、日本で生きていくことになった彼女を自分と同じ高校に編入させることにした。 女子高生となった異世界王女アリスレーゼは、学園のトラブルに巻き込まれながらも魔法の力で乗り越えていき、彼女と行動を共にする瑞貴も不思議な異能に目覚めていく。 時を同じくして、日本各地にはオークやオーガなどの未確認知的生命体が出没するようになり、それらを秘密裏に処分していた警察庁公安がアリスレーゼに目を付け、監視の目を光らせ始めた。 【第2部 ティアローズ王国奪還編】 異世界からの侵略者「グランディア帝国」に対抗するため自衛隊の異世界派遣を決めた日本政府は、アリスレーゼを元首とするティアローズ王国暫定政府を国家として認め、黒川首相から全権大使に任命された瑞貴とともに異世界転移に成功する。 3000人を超える特別編成の陸海空自衛隊の目的は、国土防衛のためのグランディア帝国基地破壊及び同盟国ティアローズ王国の国土回復であり、帝都を制圧するため亜人居留地域を北へと進む。 だがそこで見たのは、帝国の過酷な支配によって奴隷にされていた犬人族の姿であり、瑞貴は犬人族が組織する反乱組織レジスタンスと呼応して、グランディア帝国との戦端を開くのであった。
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