【連載版】拾い子進撃譚
最終更新:2023/6/10
作品紹介
落ちているものを絶対に放っておけない性格の私は、魔法具屋を営みながら、拾った――もとい保護した七人の個性豊かな子供達と共に幸せな日々を送っていた。しかしある日、商品の納品をするため一人山道を歩いているところを背後から山賊に襲われ、殺されてしまう。最後まで子供達の成長を見届けたいのに、と絶望しながらその生涯を終えた私だったが、気づけば前世の記憶を持ったまま、おんぎゃーと泣き叫ぶ赤子になっていた。 生まれ変わりという奇跡に感謝しながら、二度目の人生を大切に生きていたある日。ひょんなことから、前世で共に暮らしていた子供の一人であるルカが歴代最強と謳われる偉大な魔術師になっていることを知る。 神の愛し子とまで称される人気ぶりを嬉しく思いつつも陰ながら見守ろうと考えていたのだが、何故か正体を隠したままルカとお茶をすることになり――。 ……あれ?と言うかこれ、正体バレてない? 更には、不幸な偶然によるものだと思われていた私の死にもなにやら裏があるようで……? 前世の記憶がある親バカ少女(過度の拾い癖あり)と、その少女に育てられて色々拗らせている青年時々愉快な子供たちのお話です
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