妹は天才で最強だが兄である俺が妹を守らない理由にはならない
最終更新:2023/4/30
作品紹介
大学二年生の神谷スグルは、14歳になる妹の神谷アリスの世話をしている。妹のアリスは、特異体質を持っており、本来人間が使用できる脳が10~15%に対しアリスは100%自身の脳を使用することができる。この力に体が耐えられず延命装置なしでは生きてはいけない。そのため兄のスグルが妹の世話をしている。しかし思考、情報処理能力、記憶力が異次元であったため、アリスは全世界の科学者に引く手あまたな存在である。このせいでとある研究所で身を隠している。一方の兄であるスグルは特に才能もなく誰からも評価されない人間であった。科学者である親には認識すらしてもらえず、過酷な幼少期を過ごす。妹が生まれてからは、唯一の家族であるかのように大切に思った。親が他界した後、兄妹二人で仲良くしていたが、自国の政府に危険分子として目をつけられてしまう。そして、二人に危機が迫る・・・ 異世界転移後は、延命装置をつける必要がなく妹は正真正銘の天才かつ最強になる。しかし、兄であるスグルは・・・
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