邪神、貧乏貴族に転生する~英雄の娘である公爵令嬢に溺愛された上に魔物を使って自重せずに領地改革したら最強領地になった~
最終更新:2023/5/13
作品紹介
邪神バラルルフスは人間最高戦力と呼ばれている英雄パーティと戦った。 邪神の力の前に歯が立たずに英雄達は苦戦するが、彼らのリーダーが起死回生の手を打って勝利する。 そして邪神は人間に生まれ変わった。 ところが転生先は荒れ放題の領地を抱える貧乏貴族の家。しかも両親は十二年後、病死してしまう。 限界を迎えている領地、幼い身で領主となってしまった邪神ことテオ。 邪神の目に焼き付いているのは転生前、決死の覚悟で挑んできた英雄の姿だ。人の力を認めたテオが取った行動とは―― 「この不甲斐なさ、見ておられぬ! お前達の力はそんなものではない!」 すっかり人間のファンとなったテオ(邪神)は徹底して領地改革を進めた。 邪神が人間として生まれ変わったと知った魔物達は次々と彼の手下になっていく。 人間のために資材を運んでくるオーガ。領地の守護竜となるドラゴン。畑を耕すスケルトン。 更に視察にやってきた公爵令嬢にまで好かれてしまった上に訪れた者達を魅了していく。 魔物を従えたテオは周辺の領地からも恐れられて、いつしか邪神領と呼ばれるようになる。 元邪神の少年テオは心行くままに人間を導く。
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