魔女か、聖女か〜魔女と言われて国を追われましたが、実は前世で聖女でした〜
最終更新:2024/2/11
作品紹介
魔法が尊ばれる国アーベル王国の五大魔導爵家に生まれたエリザベートは、その魔力の多さから王太子の婚約者に選ばれる。横暴で自分勝手な王太子フランツに冷遇されながらも、憧れの天才魔術師ジュール・ポワティエに近づきたいと日々魔法の訓練を重ねることがエリザベートの楽しみだった。 しかしエリザベートの人生は、当代の“聖女”との呼び声高い少女ゾフィーの登場によって大きく変わっていく。 「私が世界を滅ぼす邪悪な魔女だなんて、冗談じゃないわ!こんな国、今すぐ出て行ってやる!!」 王太子フランツから魔女の疑いをかけられて投獄されそうになったエリザベートは、神出鬼没の魔術師ジュール・ポワティエの足跡を辿る旅に出ることを決意。そんなエリザベートには、西暦2000年代初頭の日本から聖女として召喚された前世の記憶があった。 自由気ままな一人旅になるはずが、同じく王太子に命を狙われて一緒に旅をする年下の第二王子、そして何故か行く先々で出会う謎多き魔術師ジュールからも迫られて、エリザベートの旅は前途多難……!? 一方アーベル国では、国王の前で癒しの力を披露したゾフィーが正式に王太子フランツの婚約者となり、“聖女”として人々の病気や怪我を治す巡礼の旅に出る。しかしそんなゾフィーには、誰も知らない重大な秘密があった……。
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