竜世界クロニクル - 約束の竜と世界を救う五つの鍵 -
最終更新:2024/2/28
作品紹介
【本編完結済(約50万字)・番外編完結済(約3万字)・後日談完結済(約5万字)】 ◾️イラスト置場◾️ https://kakuyomu.jp/users/Hatori/news/1177354054908791812 見習い騎士のセスは、血のつながらない妹リュナを『妖魔の森』で奪われてしまう。 妹が『魔王軍』にとって重要な『秘宝』であると知ったセスは、森で出会った二人の人物――不死者の青年デュークと猟師の少年シャル――と、妹を取り戻す手段を探すことに。 立て直しのため滞在した宿場町で、セスは、悪漢に絡まれていた吟遊詩人の少女と出逢う。 アルテーシアと名乗った彼女は、行方不明になった兄を捜してこの町を訪れたのだと言うが――。 主人公は見習い騎士少年のセステュ・クリスタル。 ヒロインのアルテーシアは「六.宿場町にて」から登場します。 森で連れ去られた妹リュナの行方を探るうちに、自分自身が持つ謎の力と魔王軍が抱える事情を知ってゆく……という王道冒険ファンタジーです。 応援やコメントは励みになりますので大歓迎ですし、もちろん何も残さず読んでいただくのでも嬉しいです。どうぞ気楽にお立ち寄りください^ ^ 著・眞城白歌 (旧PN・羽鳥さぁら) Twitter:@Hatori_kakuyomu
評価・レビュー
世界の広さと歴史の深さ。これがぼくらのファンタジー
世界の創世から現在までの時を巡る壮大な物語です。神々(竜たち)と人々の思惑が交差し織りあげられる歴史の中で、主人公たちは新たな時代の冒険譚を綴ります。 まだ見習いの騎士でしかない主人公セス。血はつながらなくとも大切な妹リュナが攫われてしまい、彼女を取り戻すための冒険から物語は幕を開けます。 その過程でたくさんの人物と出会い、交流し、セス自身に宿る秘密も明らかに。何者かの思惑に翻弄されながら国々は、人々は。更に登場人物の心や恋が彩り豊かに描かれ、濃厚。 彼らと共に世界を冒険しながら、次々と謎を解き明かす物語は、まさに求められている王道ファンタジー。 もふもふ系マスコットキャラが多数登場しますが、モフモフの正体に驚いたり、癒されたりも。 過去が絡む複雑な構造の物語ではありますが、人物紹介や用語解説で丁寧にまとめられ、幕間に息抜きかつヒントになるエピソードが入って来る構成になっており、本格的なオリジナル設定のファンタジーは難しく感じるという方もとっつきやすいです。 この世界の新たな歴史の目撃者になりましょう! 作者さんによる美麗イラストも多数あり、イメージもばっちりです。
MACK
ファンタジー好きは絶対に読むべき!
第一章読了時点でのレビューです。 RPGを思わせる緻密な世界観や設定と、かっこいい召喚魔法、謎めいたレジェンドサーガ(伝承)など、大人も子供も憧れた世界がここにはあります。 この物語の世界観の素晴らしさは皆さんレビューで書かれていますので、本レビューでは魅力的な登場人物について記載させていただこうかなと思います。 まず主人公セス。彼の運命に立ち向かう熱い心とヒロインに恋する少年らしさは、まさに王道の主人公! 可憐だが芯の強いヒロインのアルテーシアや、皆のまとめ役である大人の男性デューク(素敵!)、やんちゃなムードメーカーのシャルなど個性豊かなメンバーが揃っております。 物語の途中で、天空人のレーチェルや上級竜族のクォームなど別の目的を持った味方もパーティーに加わりますが、それぞれ使える武器や魔法が違うのでバトルシーンが大変に面白いです。 一見登場人物が多いように思えますが、皆個性的でキャラクターがしっかりと立っており、また途中途中でキャラクターが(物語の邪魔をすることなく)人間関係や目的をまとめて話してくれるように作者が誘導してくれるので混乱することはありません。 また、魔王軍にも5人の魔将軍がいますが、こちらもそれぞれかっこいい! 敵側のキャラクターではありますが、ただの敵と侮るなかれ。 彼らにもしっかりと目的や人格があり、大変魅力的に描かれています。 第一章終了時点では、パーティーが分断し、別行動になります。 注目は魔王軍に残されてしまったヒロインアルテーシアの動向! 魔王とも繋がりのある彼女がどうなっていくのか、続きも期待しかありません。 世界観や設定が相当細かく練ってありますので、ファンタジー好きな方はぜひともご一読いただきたい名作です!
結月 花
大切な人を助けるために
最初は魔王軍にさらわれた妹を助けるための旅が、色々な出会いを得て、壮大になってきます。 仲間が増えていく様子は、ゲームのRPGのようでワクワクします。 過去の魔王が倒された経緯や、主人公のセスの中にいる謎の人物。 預言のような伝承(サーガ)など、そういうのが好きな方はぜひ読んでください。
lachs ヤケザケ