底辺だけど、異世界であがき抜く
最終更新:2021/12/5
作品紹介
異世界から人を呼び寄せる術が確立された世界。 そこに呼び出された青年「一郎」は特別な知識や技能も無いため 「外れ」として鉱山送りになってしまう。 だが輸送中、戦闘に巻き込まれて馬車は破壊され、一郎は半死半生となって1人倒れていたところ、 人々から『幽鬼』として忌避される青い髪を持った少女と出会う。禁術とされる「錬金術」を扱う彼女は一つの選択肢を示したのだった。 「私のいう事、何でも聞く?」 その少女、アルフィリアと一郎は共に新大陸開拓の一大拠点となっている大陸東端の街、テルミナスに向かう。 そこでは探検者と呼ばれる、新大陸に夢を託す人々が集まっていた。 だが実態は、一部を除けば低い社会的身分、危険な戦闘と不安定な収入、そしてそれらに甘んじるしかない人々がなる底辺職。 それでも一郎は探検者に身を投じ、日々の命を繋ぐのだった。 剣も魔法も古代文明もある世界で、底辺であろうとあがき抜く。いつか、家に帰るために。
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