後宮の覗き見妃〜異術を隠して生きていたら家から追放されました。清々して喜んでいたのに今度は皇太子に捕まりました〜
最終更新:2023/6/18
作品紹介
後宮は、異術渦巻く華の園ーー。 異術を操る特殊な家系に生まれながら、術を持たない“能無し”として虐げられてきた少女・藍柊月(らん しゅうげつ)。 異術者である妹の桃春(とうしゅん)ばかり両親に贔屓にされ、下女ような生活をしていた。 しかし、したたかな柊月には誰にも明かしていない秘密があった。 それは本当は柊月が術者であるということ、そして“触った人間の心を読む”という特殊な術を持っていることだった。 この秘密を美貌の皇太子、黄悧珀(こうりはく)に知られたとき、柊月の世界は一変する。 悧珀に翻弄されながら、お飾りの妃として後宮へ入ることになった柊月。 人の心が読める厄介な異術と付き合いながら、後宮の人間関係やら確執やら厄介な妃達と格闘する柊月の奮闘記。
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