陰の黒幕当主の三男で蔑まされた俺だが、裏切られ続けた前世を思い出したからには邪魔な奴らを蹴散らし、全てを掌握して大切な人達と自由に生きる!
最終更新:2023/11/23
作品紹介
気付けば豪華なベッドに寝ていたが、激しい頭痛で前世を思い出した。 前世の俺は聖煌輝(ひじりこうき)だ。 まあ、前世の記憶は有るがかなり虫喰い状態で、信じていた親友に裏切られ財産を搾取され、大切な幼馴染みの事と、当時夢中になっていたゲームはそれなりに覚えている。 それに聞いてみれば、この世界は俺が当時夢中になっていたファンタジーゲームに酷似している! しかも、処刑か暗殺の未来しか無い悪役と名前や設定が同じだと! 冗談じゃない! 誰が大人しくなるものか! 今なら、あの劇中の人物の台詞を理解する事が出来る。 「地獄の業火に焼かれながらも、それでも天国に憧れる。」 そう、幼馴染みの「あの子」との思い出は大切で温かい。 しかしだ! それ以外は、憎しみと後悔に染まっている。 新しい人生を手に入れた以上は、もう我慢をしない! だから、敵対する奴らは全て潰して俺の「自由」に生きる! そして、この世界があのゲームと同じなら地下には……
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