魔法使いハルは神話に至る ~両親を失ったあと、叔母から魔法使いであるとカミングアウトされた青年の人生~
最終更新:2023/10/24
作品紹介
柊木晴(ひいらぎ はる)は高校三年の冬、両親を交通事故で失った。 彼には親にも言えなかった秘密があって、両親が事故に遭ったのは自分に責任があるかもしれないと感じていた。 罪悪感に押し潰されそうになった彼は唯一の身内である叔母に秘密を明かした。 叔母は困惑するだろうと思っていたが、ハルは逆にとんでもないことをカミングアウトされてしまう。 彼は叔母から「貴方は魔法使いなのよ」と予想外の事実を伝えられたのだ。 叔母は証拠を示すため、ハルを異世界へ連れて行くと宣言。 繁華街の外れにある古本屋へ向かうと、地下には謎の駅があった。 レトロな電車に乗ること三十分程度、車窓の外には日本とは思えない景色が広がる。 ファンタジー世界に登場するような土地や建物。 更には鳥と一緒に空を飛ぶドラゴンまで。 ハルは電車に揺られ、大昔から密かに地球側と交流を続けていた異世界「ジオ」へと辿り着いた。 ハルは一般人では知り得ない世界の秘密。自身に秘められた魔法使いとしての秘密を知っていく。 だが、同時に大きな事件に巻き込まれてしまう。 両親の死にも関わる事件を解決するため、彼は魔法使いとしての道を歩むことを決意した。 ※ カクヨムでも連載中
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