大迷宮都市クレントの東区メインストリートから一本奥に入った道、裏通りと呼ばれる道沿いに一軒の魔導具店が存在した。 メインストリート沿いに並ぶ大手魔導具店や老舗の魔導具店は煌びやかで綺麗な外観をしているが、この魔導具店の外観はこじんまりとしていて…正直ボロい。 だが、この店を知る者は他の店など利用しない。特に王国内で名の売れた者や高ランク冒険者達は身の周りで問題が起きると必ずこの店の店主に頼る。 彼等は知っているからだ。この店以上に優秀な店は存在しない事を。 そんな店の店主――高名な大魔導師の弟子である優しい青年の元に今日も客がやって来る。 ※ 小説家になろうでも連載中
更新:2021/7/4
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作:とうもろこし@灰色のアッシュ書籍版&コミカライズ版配信中
主人公であるルークは自身を「そこそこな実力」と語る冒険者だ。 彼は旅の途中、道で倒れていた女性を助けた。 女性の名前はシエルといい、自身を元貴族令嬢だと明かす。 彼女は婚約者であった王子に婚約破棄され、親から無能扱いされて家を追放されてしまったという。 哀れに思ったルークは彼女を最寄りの街まで連れて行くと約束する。 こうして限定的な二人旅が始まった。 ルークと共に行くシエルは、多くの初めてを経験していく。 貴族令嬢という限られた世界の中で生きてきたシエルにとって、ルークの生き方は新鮮で驚きの連続だった。 短い旅になる約束だったが、彼女が冒険者という生き方を理解していくには十分な時間だった。 旅の途中、シエルはルークに旅の目的を問う。 ルークは所有者の願いを叶える伝説の遺物『蒼の聖杯』を探していると語った。 彼女が気になって願いの内容を問うと、ルークは誤魔化すように明言を避けた。 彼の願いとは何なのか。 蒼の聖杯を探す旅の途中、願いの真相が明らかになっていく。
更新:2024/5/14
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ガルド王国西部の街で暮らすジョンは依頼請負人を生業としていた。 年が明けて数日経った頃、彼は遺跡に住み着いたゴブリンの駆除を請け負う。 遺跡でゴブリン共を駆除した後、奥にあった「異界の門」の状態を確認することに。 すると、異界の門から一人の女性が現れた。 彼女はジョンを見て「貴方は私の推しなのよ!」と歓喜する。 続けて、ジョンが生きる世界は彼女がプレイしていた乙女ゲームの世界であり、敵役として登場するジョンは絶対に死んでしまう運命なのだと衝撃の未来を語る。 衝撃的な内容を語った彼女は「私が推しを救う!」と宣言した。
更新:2022/11/2
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