神代の魔導具士 豊穣の女神
最終更新:2024/4/26
作品紹介
二千年の昔 世界の土は生き物の食べ物を腐らせる土となった。 世界の空気は生き物の心と身体を満たさなくなった。 世界の水は生き物の喉を潤さなくなった。 憐れに思った女神マイアと周囲の神々は、『魔導具』を創り出した。 それは、土を蘇らせ、空気を浄化し、水を清浄に変えた。 『神代の魔導具』 人の手では再現出来ない神の与えし道具。 火を噴く山を鎮め、荒れる海を穏やかにし、 凍った森を温め、荒れた地に植物を繁茂させ、 砂漠に水を集め、腐った土地を蘇らせた。 それは、人々が住める大地を創り出した。 絶望の中、方舟で彷徨っていた生き物達に希望が与えられた。 救世の女神マイア 彼女を最高神と崇める、神授国家マイア聖教国 教皇直属の諜報・暗殺・工作部隊がある。 トゥーバ・アポストロ 通称『笛の使徒』 『笛の一員』、『笛』等と隠して呼ばれている特殊部隊。 所属するひとりひとりが、何かしらのスペシャリスト。 特異な能力を持つ者達。 そこに所属する、子供達が居た。 明晰な頭脳を持ち、時代を超越した魔導具を創り出す魔導具士の少女。 クラウディア=ガラティエ=ヨーク 12歳 失感情症だが、雷光の魔力を持つギフテッドの少年。 デミトリクス=トニトルス=ヨーク 11歳 クラウディアの親友、そして暗殺と工作を得意とする少女。 ジェシカ=パシス=バルト 12歳 クラウディア達より更に幼いが、暴風を起こすギフテッドの少女。 ルナメリア=クストゥス=キベレ 9歳 ルナメリアの供回り 妖精パックと、メイドのサリー そして暗部の仲間達。 時折舞い込む教皇の依頼や数々の問題を、合法・非合法の手段問わず利用して、秘密裏に解決する。 時代を超越する魔導具を創り出す魔導具士クラウディア。 彼女に関わってくる『神代の魔導具』と、その解析者達。 魔人や魔女達の目的。 人々が忘れた『太古の世界』。 『神代の魔導具』とクラウディア達の抱える秘密。 政争と調略、魔導具と魔術を使い、争う者達の物語。
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