この世界の片隅で
最終更新:2023/12/28
作品紹介
ある日突然八歳の王太子オリヴェルトは隣国の襲撃にあい国王と王妃である父と母を失った。信頼できる家臣と一緒に遠いヴェルヴァルム王国まで逃れようと旅をするが一人また一人と家臣を失いとうとうヴェルヴァルム王国まであと少しという山道で最後の一人乳母を失ってしまう。そのショックで魔力を暴走させたオリヴェルトは敵を一掃したもののたった一人になってしまい生きる気力を失う。そんな時岩場で赤ん坊を拾いその赤ん坊を連れて旅をするうちに生きる気力が湧いてくる。やがてオリヴェルトと赤ん坊マリアは孤児院に身を寄せ成長していく。親しかった人々の無念に苦しみ、復讐を誓うオリヴェルトを癒し続けたのは成長していくマリア。いつしかオリヴェルトはマリアの思いに気づき……祖国を奪った敵への復讐とマリアとのささやかな幸せ、オリヴェルトはどちらを選ぶのか。前半、四話までは人の死ぬシーンが沢山出てきます。苦手な人はご注意ください。
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