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作:かぎのえみずる

探偵はそして安堵した~小咄集~

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最終更新:2024/5/5

作品紹介

探偵の佐幸輝夜(さゆきかぐや)という女性は、毎回奇妙な物に出くわす。 自らを怪異と称するのっぺらぼうの市松(いちまつ)は、望みがありながらも輝夜を守るも、ある日輝夜に顔を見られる。 のっぺらぼうのはずの顔には、亡き母親の顔が映っていた――その後市松が輝夜の命と顔を奪おうと狙っている事実が判明するも、情がわいた市松は一族を裏切り輝夜を命がけで守る。 輝夜もまた母親の顔を盗んで殺した市松を許し、市松の苦悩を知る。 市松は人間の顔が欲しいと願い、ケサランパサランを使い叶えるも、輝夜がその後死んだ行為によって願いをなかった行いとする。 世界線はそうして輝夜が生きていた軸と戻り、相も変わらず怪異と過ごしていたが、輝夜にはとんでもない隠れた美学があった。 輝夜の美学を知った市松は、輝夜をただの人間に戻したがる。そうでないと、輝夜はきっと人間の輪から外れる。 『そう、それなら貴方は今まで気狂いな偽善を貫いてきたのね』 輝夜の美学に惚れ込んだ者達は輝夜に傾倒していき、まるで信仰のような恋模様も出来上がっていく。 恋心を殺し、味方になった怪異や市松は、輝夜の美学をねじ伏せようとするも、輝夜の友達は告げた。 「行動力がありすぎる善だと思っておけばいいじゃないか。真っ当な善なんてない。狂気なんだよ、善人は」 果たして狂っているのは輝夜か、周りか、それとも人間か。 善について語ろう。これは善とは何かを、吟味し続ける話だ。 何処まで人は犠牲になれるのか、何処まで人は善に狂っていられるのか。 人のために動く心や助けたいと感じる気持ちは、何処までが偽善で善なのか。本心を偽ってでも助けるのは偽善なのか。 その答えが見つかったとき、初めて輝夜は正常となるのかもしれない――。 これは怪奇事件の最後に探偵が安堵してほっと一息ついていくお話。 ※一部残酷・暴力表現が出てきます。某所にも載せてます。 ※短編集ではありますが、話数が多いため連載にさせて頂きます。 ※恋愛要素も含まれた「恐怖」よりのホラーではなく、「摩訶不思議系」のホラーです。 ネット小説大賞第九回、十回 一次通過作品。

R15残酷な描写あり日常ダーク怪談

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