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作者:かぎのえみずる

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作:かぎのえみずる

【BL】星座に愛された秘蔵の捨てられた王子様は、求愛されやすいらしい

主人公の陽炎は望まれない子供としてこの世に生を受けた。  産まれたときに親に捨てられ、人買いに拾われた。 奴隷としての生活は過酷なものだった。 主人の寵愛を得て、自分だけが境遇から抜けださんとする奴隷同士の裏切り、嫉妬、欺瞞。 陽炎は親のことを恨んではいない。 ――ただ、諦めていた。 あるとき、陽炎は奉公先の客人に見初められる。 客人が大枚を払うというと、元の主人は快く陽炎を譲り渡した。 客人の肉奴隷になる直前の日に、不思議な妖術の道具を拾う。 道具は、自分の受けた怪我の体験によって星座の名を持つ人間を生み出す不思議な道具で、陽炎の傷から最初に産まれたのは鴉座の男だった。 星座には、愛属性と忠実属性があり――鴉座は愛属性だった。 星座だけは裏切らない、星座だけは無条件に愛してくれる。 陽炎は、人間を信じる気などなかったが、柘榴という少年が現れ――……。 これは、夜空を愛する孤独な青年が、仲間が出来ていくまでの不器用な話。 大長編の第一部。 ※某所にも「ベルベットプラネタリウム(略称)」というタイトルで載せてあります。一部残酷・暴力表現が出てきます。基本的に総受け設定です。 女性キャラも出てくる回がありますので苦手な方はお気をつけください。 ※流行病っぽい描写が第二部にて出ますが、これは現実と一切関係ないストーリー上だとキャラの戦略の手法のうち後にどうしてそうなったかも判明するものです。現実の例の病とは一切関係ないことを明記しておきます。不安を煽りたいわけではなく、数年前の作品にそういう表現が偶々あっただけです。この作品は数年前の物です。

更新:2024/6/16

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作:かぎのえみずる

探偵はそして安堵した~小咄集~

探偵の佐幸輝夜(さゆきかぐや)という女性は、毎回奇妙な物に出くわす。 自らを怪異と称するのっぺらぼうの市松(いちまつ)は、望みがありながらも輝夜を守るも、ある日輝夜に顔を見られる。 のっぺらぼうのはずの顔には、亡き母親の顔が映っていた――その後市松が輝夜の命と顔を奪おうと狙っている事実が判明するも、情がわいた市松は一族を裏切り輝夜を命がけで守る。 輝夜もまた母親の顔を盗んで殺した市松を許し、市松の苦悩を知る。 市松は人間の顔が欲しいと願い、ケサランパサランを使い叶えるも、輝夜がその後死んだ行為によって願いをなかった行いとする。 世界線はそうして輝夜が生きていた軸と戻り、相も変わらず怪異と過ごしていたが、輝夜にはとんでもない隠れた美学があった。 輝夜の美学を知った市松は、輝夜をただの人間に戻したがる。そうでないと、輝夜はきっと人間の輪から外れる。 『そう、それなら貴方は今まで気狂いな偽善を貫いてきたのね』 輝夜の美学に惚れ込んだ者達は輝夜に傾倒していき、まるで信仰のような恋模様も出来上がっていく。 恋心を殺し、味方になった怪異や市松は、輝夜の美学をねじ伏せようとするも、輝夜の友達は告げた。 「行動力がありすぎる善だと思っておけばいいじゃないか。真っ当な善なんてない。狂気なんだよ、善人は」 果たして狂っているのは輝夜か、周りか、それとも人間か。 善について語ろう。これは善とは何かを、吟味し続ける話だ。 何処まで人は犠牲になれるのか、何処まで人は善に狂っていられるのか。 人のために動く心や助けたいと感じる気持ちは、何処までが偽善で善なのか。本心を偽ってでも助けるのは偽善なのか。 その答えが見つかったとき、初めて輝夜は正常となるのかもしれない――。 これは怪奇事件の最後に探偵が安堵してほっと一息ついていくお話。 ※一部残酷・暴力表現が出てきます。某所にも載せてます。 ※短編集ではありますが、話数が多いため連載にさせて頂きます。 ※恋愛要素も含まれた「恐怖」よりのホラーではなく、「摩訶不思議系」のホラーです。 ネット小説大賞第九回、十回 一次通過作品。

更新:2024/5/5

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作:かぎのえみずる

異世界転生した攻略キャラから提案ですが姫様隠しキャラ落としませんか?

主人公は事故に遭い、気がつけば前世で気紛れに遊んだ乙女ゲーの攻略対象キャラに転生していた。 リーチェという王子になり、乙女ゲーヒロインのキャロラインや、キャロラインをサポートする隠れ落としキャラに出会う。 隠れ落としキャラのヴァスティはヒロインと、他の攻略キャラをくっつけたいらしく、リーチェに協力を申し出るが、リーチェは思い出した。ヴァスティ自身は、ヴァスティルート以外だと死んでしまうと。 リーチェはキャロラインを振り向かせつつ、ヴァスティのキャロラインへの片思いを叶えようとする。 しかもこの世界はRPG要素もあるらしく、ヒロインのライバルキャラが魔王へ闇落ち?! ライバルキャラのシルビアはキャロラインに宣戦布告する、「私、リーチェが好きよ」と愁いを帯びながら。 *某所にも載せます。 *名義は同じです。 *残酷描写タグは念のためです。 *タイトル変更しました:変更前:乙女ゲームの世界に来ちゃった?!噂の異世界転生――隠しキャラのほうを落としてくださいよヒロイン様――

更新:2020/2/1

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