悪の皇女はもう誰も殺さない
最終更新:2024/2/1
作品紹介
『お父様に認められたい一心でわたくしは…………邪魔者を皆殺しにしたのに』 キャンディスの後ろには死体が積み上がっていた。 ディアガルド帝国、唯一の皇女だったキャンディス・ドル・ディアガルドは幼い頃から愛情に飢えていた。今まで気に入らないものをすべて排除していたがキャンディスが十六の時、ルイーズという少女が現れたことですべてが崩れた。 ルイーズはキャンディスがずっと求めていた父の愛情も居場所も婚約者を奪っていく。 キャンディスが嵌められたと気づいた時にはもう牢の中……そこで本当の地獄を知り、『悪の皇女』と呼ばれるようになる。 処刑台の上で告げられたのはルイーズの『邪魔者を排除してくれてありがとう。これで全部、わたしのものよ』という言葉だった。 悲しみと絶望を抱きながらキャンディスは父に首を斬られた……はずだった!? 五歳まで時が戻ったキャンディスは真逆作戦を発案!!! 今度は誰も殺さない『いい皇女』になり、ルイーズが宮殿にやってくる前にはディアガルド帝国を出ようと決意する。 すでに皆に怯えられ嫌われているキャンディスの『いい皇女への道』は前途多難。 次第に嫌われていたはずのキャンディスは皇帝に溺愛されはじめて……? 目指すは誰も殺さない、いい皇女様!? 無意識に愛されながら周囲を巻き込み未来を変える溺愛ファンタジーです☆ アルファポリス、カクヨム、ベリーズカフェにも掲載中
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