余命一年の心読みの令嬢は冷酷非道と噂される皇帝に溺愛される〜彼の本音は甘すぎます〜
最終更新:2024/4/15
作品紹介
『人生の最期を彼と一緒に生きたい。そう願っていたのに、彼は私を諦めなかった──』 伯爵家では時折心を読むことができる子供が生まれていた。イリーナはその力を使って家族の役に立ってきたが、愛人の娘だったために冷遇され、家族は自分を道具としか見ずに愛してくれない。 イリーナは異能の代償で目が見えなくなり、徐々に体も動かなくなっていく。余命は一年だと医者から宣告されてしまう。 そんな時、血も涙もないと評判の冷酷な皇帝ヴィルヘルムと知り合う。兄弟を殺して皇帝になったという経緯と見た目の恐ろしさ(=銀仮面)から周囲に距離を取られていた彼は、目が見えないゆえに偏見なく接してくるイリーナに好感と興味を持つ。 イリーナはその異能で皇帝の暗殺未遂事件を未然に防ぎ、実家で虐待されていたところを皇帝に助け出されて求婚される。しかし余命のことがあるために一年間という条件で契約結婚をすることになって……。 これは不遇な少女が本当の愛を知り、能力の代償による死の呪いを乗り越えて、幸せになるまでのお話。 ※最初は不遇描写がありますが、ハッピーエンドのシンデレラストーリーです。 ※4月中に10万字くらいで完結目標。作者多忙のため14話以降は更新がゆっくりになります。
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